ユビキタス―情報技術が高度に日常と融合した世界。そこに何が待っているのか?
超能力少女と、ユビキタス社会を支えるテクノロジーの中枢=MATH Systemという2つの対照的な存在が、人間という存在とその価値について問い掛けます。
近未来を舞台にしたSF映画は数多くありますが、自主製作ではなかなか敬遠されがちです。オリジナルな発想で面白く、かつ見ごたえのある映像を作り出すには、予算の少ない条件では難しいものがあります。本作はその難関にチャレンジする一方で、この種のSFでは珍しい、恋愛を軸にした映画を目指しています。親しみやすいエンタテインメント性あふれる映像と展開、コアなSFファンにとってバイブルと言える「2001年宇宙の旅」や「惑星ソラリス」のような哲学的な側面の両方を併せ持つ、良質な作品になるよう努力してまいります。
監督・音楽は、自主映画への楽曲提供や歌の作編曲などを行っている水流(みながれ)ともゆき。本作では持ち味のオーケストレーションを生かした壮大な曲で作品の世界観を演出します。また、製作にベネズエラエンタテインメントのメンバーが参加します。ハイビジョン撮影にCGも絡めて、高いクオリティーの作品を提供できるよう準備を進めています。
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