2006年01月23日

MATHのアイデア(1)

 たまには雑談でも…。


 この映画「MATH 時の落とし子」の製作を決めたのは去年の夏前。
 ベネズエラ映画第三弾として、これまでと違う規模の大きなものを撮りたい、という思いがありました。それまで二つ作って、「これくらいならいける」という自信がついたんですね。幸いポスプロに関しては一線級のことが可能で、撮影さえクリアできれば完成できるはずだ、ということでSFに挑むことにしました。
 それ以前に「ブラックボード」という恋愛映画の企画もありました。ただこちらはキャストの数やロケ地確保に不安要素があり…今やるならもっと派手なストーリーのものを撮りたい、ということで停止。
 僕のサイトまりもんすくえあにも掲載しているんですが、ちょうど『MATH』という企画書を一昨年の末に書いていて、その最後のシーン…噴水のシーンなんですけれど、それとイメージのあう場所が、新しい大学院の近くの施設にあったんですね。あ、これはやるしかない、と(笑)。

 かくして、『MATH』の映画化に向けて準備を始めました。ところが今度はストーリーの壁にぶちあたり…。
 2004年度版『MATH』は、大人数のエキストラ(高校シーン)が必要になってきて、知り合いの多い姫路ならともかく、奈良では厳しい。ついでに制御室のロケのしようがない…。ブルーバック+フルCGなんて泣ける作業ですから。

 そんな中、出会ったのが浅山美由紀さんの作品。現代芸術のオブジェです。これを観てインスパイアされたのが、「観念」と「意識」をテーマにしたストーリー。
 主人公を「超能力少女」にすることで、意識の観念的側面を洗い出せないか、と考えました。「超能力少女」自体は、僕の小説「ゆきまりあ」の主人公「りえ」で一度描いたことがあったので、それをベースにまた少し違ったコンプレックスを想定して、より作品と密接なキャラクター像ができあがりました。
 僕もこれをきっかけに現代芸術に目覚め^^、映画の演出やテーマと密接する形でフィーチャーできないか、と検討しました。「MATHシステム」もちょうど僕自身生物学科から情報学科に転身したので、もっと現実的な路線で科学的にも文化的にも面白い「MATH」、特にユビキタス環境と結びつけた描写を増やしました。
 そうしてできあがったのが、新しいストーリーです。


 まだまだ、これから2月半ばまでの間に修正・加筆していき、もっと面白いものに仕上げていきます。特に、あやと順のラブストーリーをボリュームアップしたいですね^^。
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posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 03:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談about『MATH』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんにちは^^まりもんすくえあから、来ました!BBSにも、書き込みをさせていただきました。
 赤目さんのブログから、水流さんを知りました。
 映画制作がんばってください!素敵な作品になりますように!
 また遊びに来ます^^今度じっくりと、まりもんすくえあ・映画のストーリーを、拝見させていただきます。
 それでは、失礼します。
Posted by こじか at 2006年01月23日 14:15
 あの、少し間違いをしてしまいました。曲のほうのBBSに書き込みをさせていただいております。
 すいません^^;
Posted by こじか at 2006年01月23日 14:18
 書き込み、どうもありがとうございます^^。
 『延示』のほうですね。こちら『MATH』も近未来的な演出、という面では似ているところもあるかもしれません。
 元々は音楽・小説の人間なんですが、その二つを合わせる形で映画制作を仲間と共に始めました。まだまだ完成には時間を要しますが…ちょくちょくと楽しめるコンテンツも出していきますので、よろしくお願いします!
Posted by 水流ともゆき at 2006年01月23日 14:42
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