2007年06月12日

活動開始…

 映画は設定が大事。

 人物設定。
 映像として出てくるのは僅かでも、過去があるから今があるわけで。そのひとのテツガクを一番現しているものを、設定として脚本に書く。それを役者さんが解釈して、演技する。


 毎回、僕が書くシナリオや小説には、何かしら僕のテツガクが入ります。登場人物にそのテツガクを映すことが多いけれど、今書いている脚本では、「姫路」という土地の空気感がそれに相当する気がします。

 反面、人物設定はすごくシンプル。
 「MATH」の主人公あやのような、まさに"落とし子"的なキャラクターはいません。



 やっと、奨学金が入ってきて…。

 ついに新パソコンをネットで購入手続きに踏み切る。
 そこそこ、ハイなスペック。
 ハイビジョン映像編集&VFX&3DCGを問題なくこなせるように。
 ビデオカードも注文しました。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

水琴

 先日は「MATH」でお世話になった、メディアケードの島田さんとお会いしてきました。

 新作のお話などを、北生駒の喫茶店で。
 実は島田さんのお住まいは、僕の大学から結構近いことが判明しました。ローカルな地名が通じて驚きでした…。
 キャスティングなどで、またご協力いただこうと思っています。


 僕の中学・高校仲間の創作グループ「ベネズエラ・エンタテインメント」も、もう主力メンバーはほとんど学生ではなくなり…。これまでのような撮影形態は取れそうにありません。
 今度の作品から、撮影スタッフの募集も行うことにしました。
 近日、キャストとスタッフオーディションをメディアケードさんのお力を借りて行おうと計画中です。



 5分の短編映画はタイトルを再検討中。
 「ふるえ」は端的なんですが…もう少し強いイメージが欲しくて。
 演出の方向を少し変えて、『水琴(みなごと)』というタイトルにしようかと思っています。


 20分の中編映画企画のほうは、歌をベネズエラメンバーでバンドwatermelon headsのリーダーでもある、ふじよしくんに作ってもらっています。ギターで聞かせてもらったのですが…僕のイメージともかなり近くて、すごくいい曲です。
 こちらはまだ脚本書き直し…これからです。
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2007年06月04日

バランス

 自主映画製作と「時間」と「お金」、は深刻な問題。
 覚悟、だけでなくて、安定した環境条件でなければ絶対作れません。



 自主映画を撮るひとたちは、フリーで活動しているひとも多いですね。専門学校とかを出て、バイトで生活しながら…とか。

 学校で作る映画ならともかく、学生で映画を撮るのは大変。時間的な両立という面で制限かかるし、学業捨ててバイトするか生活切り詰めるか。
 ましてや、理系大学院生で…なんて自殺行為に等しくて、仕送り0で奨学金生活している中から、映画製作の資金を捻出して時間作ろうとしたら、何かを捨てないと不可能。


 去年「MATH」を撮影し始めたときは、映画を撮るためにうまくやりくりして…研究絡みのバイトをして資金貯めて実現まで漕ぎ付けたのですが。
 それも修士一年だからできたわけで、編集のための時間確保でかなり四苦八苦したように、二年になると急に難しくなります。



 今、僕は博士の一年生。
 これまでと違って、簡単に学位取れるわけでもなく…。
 進めないといけないことは常にある状況下で、果たして映画なんて撮れるか。周りからも新作製作の話はよく話題に上がるわけですけど、ちゃんと完成まで責任持てるか自分の中で怪しくて、時が来るまで待っていました。



 覚悟だけではどうしようもない、と書いたけど、僕が待っていたのは「覚悟」そのもの。
 僕の中で、他の何よりも、創作に対して前向きになれる気持ちが生まれるまで。

 僕も生身の人間で、創作に特化したマシンではないです。
 だから、自分の中で表現したい「気持ち」が創作の次元に落ちて、環境がある程度安定するのを待っていました。


 今度こそ動ける…という感触。
 とりあえず、ココの更新をまめにしていこうと思います。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

その後活動

 また更新空けてしまいましたね…;
 んー。



 私情ですごく凹んで何も手付かず…連休も明けて、研究も落ち着いて、やっと回復→自分のペースに戻ってきた感じです。
 企画リーダーって、生活背景が安定していないと務まりませんね;


 その間、浅山さんの展示会とかやーまださんの公演とか、お誘いいただいたものの、先約や研究で行けずじまいで><。



 『MATH』はやはり「難しすぎる…」という意見がほとんどですね。
 実際、扱っているのは哲学的で抽象的な話ですし。
 結果的に伝わらないことは仕方ないにしても、もう少しだけ工夫してもっと伝えられるようになるなら、検討してみるべきかと思いました。



 僕が監督をして撮ろうとする新作の姫路ロケの短編映画『震え(仮)』は、脚本第一稿仕上がりました。
 →キーとなる「歌」の仕上がりを待ってから、キャスト募集を始めます。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

春です

 3月末まで一気に駆け抜けた感じ…。
 更新時間取れなかったので…まとめて書きます。


 相変わらず大学の合間縫いながら…ですが、DVD受け渡し作業進行中です。
 渡したDVDは好きに使ってください、というコンセプトで、仲間内で上映して貰ったり…身内から観てもらっている感じですね。



 ビデオCD版も完成しました。
 いわゆるテレビ解像度くらいで、簡易配布用です。




 24日夜〜25日朝は、ひろしま映像展へ行ってきました!

 すごく刺激的でしたよ。
 映像のきれいなものから、狙って意味不明な(笑)ものから、叫び回っているものまで。
 残念ながら、今回の映像展は『MATH』含め、知っている方の関わっている作品は登場しなかったのですが。すごく勉強になりました。

 でも、翌日の落選作品も含めて全ての中からリクエストで上映される「フィルムトライアスロン」のほうで、どなたかリクエストくださって…『MATH』上映されたそうです。ありがとうございます!



 31日は、千秋役で出ていただいた、蔦井さん(すねおがあるさん)の結婚式でした。
 旦那さんは、僕が映画音楽の世界に飛び出した頃からお世話になっている、映画監督の大野さん。
 お二人とも幸せそうで…。
 二次会の参加でしたが、素敵な瞬間にお立会いできてよかったです^^。

 役者の椿野さんともお会いしました。
 去年から「何かご一緒できれば!」という話になっているんですが…僕の次回作は椿野さんに大役をお任せする予定です。
 映像を撮ったり、エアギターしたり、歌も歌われる方で、今準備を進めている姫路ロケのショートフィルムでは、本物のギター片手に歌って貰おうと思っています。



 そろそろ、このサイトも『MATH』のプロモ&ハイビジョン版製作と、新作の告知用に模様替えしないといけませんね。
 音楽と美術コーナーも仕上げて、予告編UPして…。僕個人もドクター進学で相変わらず暇縫いながらですが、がんばって更新していきます。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 03:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

撮影から一年!

 今日は昼過ぎから梅田へ。


 ヒキノくん@MATH助監督と、MATHでスタイリストetcで大活躍してくれたアクセサリー製作グループRoa.さんの展示即売会へ。

 ちょうど撮影から一年、やっと作品DVDを渡せました…><。
 もう一年か…と感慨にふけってみる。
 でも、お付き合いはかなり長いように感じます。ほんとお世話になったし。


 恋バナで苛められるのは覚悟してたけど…(苦笑)、あきさんもyokoさんも忙しい一方でドラマチックな(!?)日々を送ってる感じ^^。



 展示会はwu¨lさんとのコラボレーションで、すごくエネルギッシュ。21日まで開催中なので、お時間ある方は是非!
 →Roa.さんのサイト http://www.roa-latte.biz/



 展示会のあと、ヒキノくんと楽器屋荒らし&喫茶@ネット席。

 彼も大学卒業→4月からは専門学校生。ちょうど僕と同じく三年後の卒業予定。
 何かと器用だし、マルチにアーティストっぽく挑戦していってほしいところ^^。
 2年後くらいには芽が出るんじゃないかな?
 楽しみ♪



 まぁ僕は最近…というか去年の撮影以来、研究etcとのバランス取りに四苦八苦して、思うように創作活動できてないので…。こうして活動している仲間を見ると、「やっぱ、もっとアグレッシブにいきたい!」という思いが湧きあがってきます。
 日常で大切にしたいものもあるし、研究もあるけれど…僕はクリエイティブな生き方が好き。
 付いて来れるなら付いて来い!、な姿勢に戻していこう。



 帰りには難波へ寄ってDVD-Rなど購入。
 数えてみたら、どうやら関係者+既に渡すと約束してるひと合わせただけで、「MATH」のDVD&CDを60枚は作らないといけないみたい…^^;
 覚悟決めて、まず100枚準備することにしました。
 そう言えば昔自分の音楽アルバムも50枚きれいにはけたし…こんなもんかもしれません…。



 DVD受け渡し&郵送作業は、焼き上がり&ジャケの切り出し作業終えた分から順次進めています。
 関係者の郵送分は火曜には全部出し終えるはず…。(見積もり甘いかもしれないけど^^;)

 その他、欲しい人は僕のほうまでご連絡ください!

 機会あえばどんどん配っていく予定です^^。
 とにかく一人でも多くの人に!
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2007年03月03日

特別賞

 前回ご紹介した学内イベント、NAIST ART Festivalで審査員特別賞を頂きました><。


 応募点数も少なかったし、映像系は長くて観てくれるひとが少なかったから、という事情を配慮頂いた上ですが。
 科学とアート、というテーマでの募集だったので、ある意味これ以上ないくらい「MATH」にはぴったりの機会でした。


 また次も観たい、と言っていただける方も多かったし、また次回こういうイベントがあるときには参加してみたいところです。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

上映イベント(1)

 完成した「MATH 時の落とし子」。

 …でも、DVD用のファイル作ってチェックする度に、スペルミスやら合成忘れやら見つけて修正加えて。さすがに一箇所だけ変更するためだけにやり直すのも嫌で、他のシーンのレベルアップも図って…と6回くらい修正していました^^; 


 そんな「最新版」で、僕の大学の学内アートフェスティバルに出品。

 学内イベント@展示セッションがメインになる状況で、さすがにわざわざ40分の作品を観に来てくれるひとは少なかったですが。友達はもちろん、学長先生や教職員の方々計20数名がご来場。


 ホール音響設定で、なぜか前のスピーカーから音が出ず、天井から「天の声」。ステレオ効果も出なかったので、余計に声が聞こえづらかったみたいでした。


 映像は派手ですが、中身はかなりコアな作品。
 なかなか「分かりにくい」部分が多いようです。
 映画と言うメディアはすごく一般性が高くて、なかなか「意味」まで考えてくれる観客は少ないのかな…という気がしました。心の中の気持ちまで、全部口に出す演出が流行っているコノゴロですし。

 昨日、美術の浅山美由紀さんの展示会にお邪魔してお話していたんですが。迎合の必要性はないな、ということを再確認しました。やるなら、もっと徹底してマニアックにするべきだな、と。



 上映後は、なんと次回作へのカンパまで頂いたりしました…^^;
 制作費としてありがたく使わせていただきます><。



 次の作品は…3月中にまず一作、ベネズエラの身内中心で軽く撮る計画を立てています。
 そしてさらに次ですね…。撮りたいネタは山ほどあるんで、そこから選んだ1作を夏を目処に映像化します。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 15:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

通常版完成&出品!

math-demo06.jpg

 先日、『MATH 時の落とし子』(通常版)が完成しました^^。
 ハマッて何度もプレビューして観ています(笑。


 結果的には、迷っていたイントロの展開が決まった瞬間に、全体の流れが出来上がりました。合成作業のクオリティーと効率が格段に上がったので、これまで作っていた合成シーンもやり直したり。


 10月の身内試写会のときの映像をベースにしながらも、微妙なタイミング修正重ねて、全然違うほんと「生きてる感じ」に仕上げられた印象です。


 音楽の役割も大きかったです。
 何を隠そう、ほぼ全曲たった2日間で作ってレコーディングしてしまったのですが…。
 自分で編集したタイミングの映像だから、もう音楽との相性がこれ以上ない感じで。特にセリフの一切ないフィナーレのシーケンスは、作曲家が監修した作品ならではの面白さが感じられると思います。


 これからはこの通常版(40分)に続いて、30分のweb公開版の準備、それからハイビジョンのままで1から再編集する新バージョンを作成していきます。




 あと、目標としていた、ひろしま映像展2007へ出品しました。
 許可は得たものの、期限遅れての提出でしたけれど…(^^;
 上映してもらえたらうれしいですね。

 納得できる形で完成して、やっと気持ちの荷が降りたというか…。
 今はそんな感じです。
 これからはプロモーションですね。
 1人でも多くの人に観て貰えるようにがんばります。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

モーションスタビライザー

math_pc.jpg

 やっとAfterEffectのモーションスタビライザーを使いこなせるように…。

 何に使う?っていうと、いわゆるハメコミ合成。
 揺れている映像へのハメコミは、手でやるのは難しい。
 まぁ、ヘルプが分かりにくいし、解説してるサイトもみつからないし…で、適当に触ってたらできるように学習進みました。


 一コマ一コマ、手作業でやってたのに比べたら、断然早いしキレイ^^。
 どんどん合成を進めているところです。

 …しかし、アルゴリズムも気になる^^;



 映画祭応募は、web手続きのみ先に…。
 期日は過ぎているけれど、ご好意に甘えて来週中の作品提出で。

 提出したら、お待たせのウェブ公開の準備も。
 がんばろう。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

死、について

 ニュースとか見てると、死に絡む話が目に付く。


 残忍な事件もあるけれど、僕の目を引いたのは「モー娘。」メンバーの話と、映画化された韓国青年の話…それから、女優の辰巳奈都子さんのブログの話。


   * * * * * * *


 僕はあまり「死」を作品の中で描かない。
 有名な?話だけど、小学校のころ授業で書いた宇宙戦争の小説で、最後にみんな蘇らせたり。「死」って発音すれば軽いけれど、その軽い音で終わらせられない深みを抱えたコトバだと思うから。


   * * * * * * *


 今、映画『MATH 時の落とし子』を編集していて…。
 どうも脚本段階より軽くなっている気がしたのが、主人公あやの元恋人『彼』の死の描写。

 きっともっとあやの中で『彼』は大きな存在なんだろうな…と編集済み映像を観て感じた。
 たぶんこれは演技の問題じゃなくて、僕の編集の問題だと思う。カット自体は撮りたかったものなんだけど、繋いだときの質量感が足らない。
 もう少し、考えないといけないな…。


   * * * * * * *


 春に撮るつもりの映像作品(音楽映画)は、ダイレクトに『死』に迫りたい。
 なんとなくだけど、モチベーションが定まった気がする。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 07:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

映画の日

 きゅ〜じつ!

 …らしく、映画編集(もちろん『MATH 時の落とし子』)を進める。
 ここ最近、デスクトップマシン故障のショックから立ち直って、ノーパでのろのろ進行中。無圧縮avi、15ギガの取り扱いに関しては冷や汗モノです。
 CGアニメーション以外は、デスクトップの修理待たなくともノーパで何とかなるので…まぁぼちぼちと。


 編集の方向性変えて、いきなり冒頭で主題歌が流れて前半のシーンが少し増えて大きく減って。セリフも編集でカットしたり。散髪屋さんの気分です。経験ありませんが。



 そろそろ動き出したい次回作。(と秋から何度も思ってる

 ベネズエラ第4作として予定している『遠くまで行こう(仮)』は、ショート用ストーリーで脚本書き直し。僕の中で絵も出来上がってきたので、3 月の撮影でいけそうです。ただキャスティングに関しては、僕も年始の研究発表と2月頭の修論提出と発表で交渉に動き辛くて…んー、大変。




 夜は『小さき勇者たち ガメラ』のDVD鑑賞。
 試写会当たって観にいった映画です。
 ジーダス(敵怪獣)は個人的にお気に入り。二度目になると、演出に少々不満覚えましたが…異色怪獣映画としては、まぁまぁな出来かと。

 で、こういうのを見ると、特撮映画撮ってみたい、という衝動が…。
 来年夏、やる??^^
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 08:53| Comment(2) | TrackBack(1) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

時は進む…

 先日の学園祭アートステージ、modulationの映像。
WMV形式

 ノイズ系音楽に挑戦したのは、これが初めて。
 『MATH』のサントラでもこういう曲を使います。 






 時が経つとテクノロジーは進むもので…。
 PLC(電力線搬送通信)も実用化に向けて一歩を踏み出したようです。
  http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/16162.html
  http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/16331.html

 つまるところ…コンセントに挿すだけでネットワークにアクセスできる、というもの。
 『MATH』の原型のアイデア…まだインターネットも普及していなかったころ考えていたのも、これに乗っ取ったものでした。

 SF作品はこうしたテクノロジーの進歩に少なからず影響されるもので…例えば屋内の描写とか、色々考えないといけません。



 映画中、部屋から『MATH』にアクセスするコンピュータは、ちょっと面白いデザインです。
pc.jpg
 透明のディスプレイにロムを読み込むリーダーと、キーボード、ペンマウス。プラグ類は一切なし。ロムを採用している辺りが少し古い印象ですが…。いわゆる「ネットブート型」で、無線ネットワークを通じてOS、アプリケーションをロードするという設定です。認証は携帯端末をかざすことで行う仕組み。






 どうも過激なレンダリング作業の影響か、映像編集用PCがとうとう起動しなくなって、修理しないといけないのですが…。ついでに作り直したかったシーンではあったものの、1シーン丸ごとデータ消去;;
 作業は細々とノートPC使って進めています。(時間かかる…;)

 上のようなPC映像のハメコミを、これまでかなり手のかかる方法でやっていたのですが…モーションスタビライザ機能がAfterEffectについていることにやっと気付いて(^^;、マシンパワーに頼って合成を進められそうです。クオリティーも上がりそうで、よかった…。


 何はともあれ、PCの故障には気をつけましょう…。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

RE:construction

254516408_19.jpg

 上映会の翌週、早速アポとって追加撮影の準備。


 27日に高山サイエンスプラザにて、フィナーレシーンの素材撮影。
 どうして半年前に撮らなかったのか、自分でも不思議なカットをいくつか。
 主に「仏様」カットの合成のためです。


 あと南港と石切(景観素材)で撮影します。




 そう、運がいいな、と思ったこと。

 南港のシーサイドコスモで撮影した海辺シーン。
 一度雨で流れて、日程ずらして撮ったのですが。
 ものすごく晴れてて、春らしくない青空だったんですよ。

 今は秋…秋晴れが追加撮影のすごくいい味方をしてくれそうです。
 日照条件も比較的近いですし。




 今日は、わーっと外に出たくなる気分抑えつつ、家で諸々創作。
 でも、何となくDVDを借りに。


 借りてきたのは映画版『木更津キャッツアイ』日本シリーズ。
 今、新作公開されてる話題作、ということで。
 宮藤官九郎さんの脚本作品をチェックしたくて。
 …あとはコミカルな作品が観たかったから。
 『アビス』とか、これから再編集していく『MATH』の方向性に近いSFを借りることも考えたけれど、何かが思いとどまらせました。



 さて、鑑賞してみると…。
 TVのストーリーも何も知らないから、実験的な演出も含めて最初は「?」がいっぱいでしたが。中盤からは素直に入っていけました。休日にちょうどいい映画でしたよ。ほんと…最初はコレが人気作なのか疑いました^^;


 でも何よりの収穫は…映画の編集アイデアを思いつけたこと。
 むしろ踏ん切りがついた、というべきか。


 新しいテーマは『RE:constrution』。
 壊して、作り変える。

 演技を切り刻むことだけは避けようとしていましたが…。
 でも元がこれだけいい演技してくれてるなら、切り刻んだって空気感は残せるんじゃないか、と。

 『キャッツアイ』の成功は無茶苦茶な世界観を"作りこんで"いることが一因だと思います。どこかメタを許容して、当たり前のようにストーリーの中に消化されている。
 『MATH』はテーマ設定として、メタな視点を一切許さないところがあるのですが、そこに編集段階でメタな演出を入れるのは逆に映画のテーマを引き出す方法として使えるように感じました。



 実現するためのテクニカルな問題も解決。
 …まぁ今まで本格的に使うこと考えてなかっただけですけれど。
 映像を自在なテンポでコントロール。
 また絵の雰囲気が劇的に変わる予感。



 最近は、『MATH』は結局何バージョン作ることになるんだろう…と思いつく新しいアイデアに妙な不安な覚えていましたが。
 まずはウェブ公開を睨んだ30分版を完成させたいと思います。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

21日

 山田さんの映画との合同試写会を21日に行いました。


 朝からバタバタで、個人的反省点がすごく多かった一日でした。
 この映画絡みではほんと、自分の詰めの甘さを嫌でも自覚させられます。大きいプロジェクトだし、思い通りにいかないのは当然。でも、どこか自分の中に隙があるような気がします。
 撮影こそ際どく乗り切れたものの、映画は公開&パッケージングにたどり着けてこそ完成。協力して頂いた方々に満足して頂けないようなら、それは失敗です。
 


−−−−−−−−−−−−−−−



 今回見えた課題は、僕にとっての問題であるだけでなく、自主映画製作における共通な問題も含んでいるので、しっかり書いておこうと思います。



@上映作品の問題

 確認したら朝録音してた音楽ファイルにエラーあって、MATHは3シーン以外音楽なしで上映する羽目に。携帯の着信音も入れ忘れてて…。さらに僕の直前作業の不手際で1シーン再生ファイルの順序が変わってたり&フィナーレのカットが古い編集の映像だったり。

 2週間前、ファイル書き出し失敗に気付いたのが、遅すぎた感。
 なんとか「予定1週間遅れ」くらいまで追いつけたものの、そもそものスケジューリングに余裕を持たせるべきでした。
 それから、常にファイルの管理に細心の注意を払わないといけません。
 



Aファイルサイズの問題

 これは直前、前日に気付いたことですが…。
 MATHは純粋に無圧縮aviファイルのデータ。
 使っていた外付HDのフォーマットが「FAT32」(ひとつのファイルサイズが最大で4G)だったから、書き出しの際にわざわざ1シーンの中で数箇所切り刻まないと出力できないという…。
 これが場面の途中で順番が狂うという初歩的なミスを招きましたし、作業効率からしても、映像編集用に外付HDを使う場合は「NTFS」フォーマットにしておくほうがいいと思われます。



B再生ソフトの問題

 WMPは映像と音のタイミングを頭でしか合わせてくれないので、ノートPCでの無圧縮aviの再生には不向き(音がずれる)。
 対策としてReal Playerを使ったのですが、これはまたファイル切り替えスピードが遅くて、ファイル切り替わりごとにマークが出るという…。これはもっとちゃんと確認すべきでした。



C圧縮の問題
 上のAやBの問題は、今回の映画が無圧縮aviベースで行われたことに由来します。

 上の問題を解決するにはmpeg出力するか、aviでcodecかけるかなんですが…僕の持っているmpeg圧縮可能なソフトでは、そもそも2G以上のファイルが扱えないのです。つまり、mpeg圧縮は合成したファイルをもう一度更に切り刻む工程を経ないといけない。
 codec圧縮は出力に時間が掛かりすぎて、気付いてからの短期間では不可能でした。また、圧縮品質によって画質が大きく落ちることがあるため、注意が必要です。




 映画に集中できなかった、という意見が多数。これは僕の製作環境も含めて見直す必要があります。
 何より最初僕が間違えて「上映会」の触れ込みでメールを回してしまって…後々「試写会」で統一したものの、実際はさらに粗いラッシュに近くなってしまったから、『何で?』と言われてもしょうがないですね。


 僕は映画音楽担当の手前、ラッシュから監督さんのやりたい方向性見抜くのは当たり前になってて、音楽やSEが付いてなくても何の違和感も感じずに作品として見れてしまうけど…普通はそうではないことを念頭に置かないといけません。



 でも…仮にも自分の中で、映像は試写を行える一定の完成レベルに達していたので、それが「未完成」に見えたとすれば、僕の表現上の問題ということになります。



 映像のほうは全体的に「主張が読みにくい」という意見。

 実際僕の編集の方向性も『奥を読みながら観てもらう』ものだったから、先のファイル問題と重なって余計に分かりにくかったのもあるでしょう。
 メディアケードの島田さんからはいくつかキーポイントをご指摘頂きましたが、およそ展開の要所の押さえが足らなかったようです。微妙なタイミング含めて。




 映像表現は予告編で見せた「親切」なものから一変して、コアで激しい心理効果を狙うものを多用して…これは是非が分かれたみたいです。
 僕自身、コアを追求したい気持ちと、もっと「親切」なものにしたい気持ちと両方あって、今回の映像は中途半端になってしまったと思います。徹底して、2バージョン作ることを検討中です。



 全体として編集のバランスの問題を挙げられる方も多かったです。1シーン1シーンはいいけど、全体として平坦になってしまっている、と。画としての統一感も課題。ストーリーを主人公の心的内面に絞るなら、簡単に統一感出せるけれど…すごくコアな作風になりそうで、匙加減が難しいです。




 僕自身編集中通じて感じたのは、「役者さんのすごさ」。
 昔のベネズエラ作品は役者は身内で、そんなにキャラクターに主張強くなかったから、音楽でまとめ上げることで作品を統一できたのですが…。

 今回は違います。
 僕の当初の編集コンセプトが歪むくらい、役者さんが生きています。カットも何パターンも撮って、その中で最高なものを繋ごうとしたから、強烈。
 もしこの状態で、いつもの僕の音楽が付けられたら…、たぶんどんな作品にも負けない魅力あるものになるんですけど。越えないといけない壁は高いですね。


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 運営上の反省点が山盛り残った感じ。
 明らかに、自分に可能な仕切りキャパシティーの範囲を超えてたし、団体製作の難しさを改めて実感しました。

 次やるなら、もっと分業しないとダメですね…。撮影は際どく乗り越えられたけど、CGや音楽含んだポスプロとイベント運営絡むと、気が回らない。

 何はともあれ、24名の参加者がいたわけで。お二人除いて全員面識ある状況下とは言え、もう少し気の利いた場にすべきでした。
 


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 大学の友達、なべっちさんの案内で、新大宮のオススメおでん屋にて少し早めに打ち上げ開始。


 映画の話では上のような話やテーマの議論白熱。
 皆さん、やっぱり映画の本完成を待ってくださってるんだな、と改めて感じました。映画製作初めての方がほとんどですし。
 簡単ではないけれど、きちんと問いかけには答えを用意したいところです。


 あと…某人物に関する僕の話で、大いに盛り上がりました。挙句の果てには激しく責められるし…^^; まぁ僕も聞かれたことは嘘なく答えてしまうから。しかし、撮影2日目昼の会話の内容なんかから諸々突かれたのには驚きでした(苦笑。確かに言ってたし、事実です、はい。
 『恋愛多面体』はタイヘンです(笑。



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 3月の第一次撮影の打ち上げもすごかったけど…今回もすごく楽しかったです。「MATH」は打ち上げの神様かもね(^^。

 ただ、宴会が楽しいグループではなくて、残すべき作品の中で問うべきものを問わねばなりません。



 頂いた様々な感想を元に、今は残る編集作業を進める準備をしています。
 当初は試写後1週間くらいで本完成させるつもりでしたが、これからもう一度編集の方向性を立て直して、年内に関係者にDVDをお届けできるようにがんばろうと思います。



 最後に、ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

休日なんです。

 薄々気付いていながら、しっかりチェックしてなかったこと…。



 映画『MATH 時の落とし子』編集中。
 フィルター処理@済みの映像データを、さらに加工すべくAfterEffectで…、とココで異変に気付く。 ん?やっぱり気のせいでもなく、「黒帯(letter box)」が映像の中に入ってる…?本来アスペクト比調節してワイドにするはずが、黒地で擬似ワイドの4:3映像になってる…^^; 


 ん、意味不明?つまりあれです、編集ミス。


 →現在大慌てで再度フィルター付き映像書き出し中…。
 21日の試写には間に合うと思うけど、ギリギリ勝負になりそう; ひゃー。



 
 まぁ、そんな感じの休日を送っているわけですが。
 CGレンダリング、360×240、240コマに2時間半とか、助けてくれと言いたい<言ってる。
 極力CG減らそう、と今更ながら。
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2006年09月30日

図書情報館

 今、二度目の奈良県立図書情報館の訪問中。
 「MATH 時の落とし子」完成披露上映イベントの件の相談で。


 奈良県フィルムコミッションさんのご協力で探してもらった撮影場所。予定のシーンに加えて、短いながらも欲しかった追加カットが撮れて助かりました。
 大学のほうの作業に追われて、この2週間くらいできていませんが…とりあえず編集のほうは目処立って、10月中に関係者&その繋がりメンバー中心の試写会を企画しています。


 仕上がりは…とにかくディープ。
 クライマックスのシーン以外のエフェクトかけ作業は終わったのですが、カラーフィルターだけでなく、ライティング加工もしたりで、予告編以上にすごく濃い映像になっています。



 あ、そう言えば予告編第2弾、作り忘れてる…^^;



 今日はこれから京都でベネズエラ第4作映画の打ち合わせです。
 こちらもいいもの撮りたいです。
 
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2006年09月11日

群像…

 めっきり秋らしくなってきた、今日この頃。
 気温下がってきて、編集作業がやりやすくなってきました…部屋に空調ないんで^^;



 先週は上映会場探しなどしつつ、次回作の脚本チェックも。


 ベネズエラ映画第4作は、自主映画の禁じられた領域、群像劇。
 やりたい、って聞いたとき「絶対無理」と思いました、ほんと。自主…いやプロであっても、群像劇の映画はほとんど成功しないんですよ?第3作『MATH』でも難しいSFに挑戦していますけれど…また訳が違う。
 でも、配役減らしてくれ、と頼んでも6人のストーリー出してくるし(苦笑)、身の程知らずもいいところですが、我らがベネズエラ・エンタテインメントの意地で、まぁそんなにやりたいなら…と、とりあえずプロデューサー的にGOサイン出してます^^;

 初監督あばたさん繋がりで、カントーさんが脚本を書いてくれて、今は第2稿をチェック&加筆中。僕らの強みのひとつはアイデアとポスプロ編集技術なので…とにかく「面白い」映像を目指して。



 DVDレンタルも群像劇を意識して、映画『ピーナッツ』(内村光良監督・主演)を。…いや、実は『天使』でハマッた佐藤めぐみさんが出てたから、かも?
 監督さんは、たぶん僕みたいなテレビ見ない人間以外は誰でも知ってる有名人(なはず)。でも、映画の学校で監督学んでいただけあって、演出は的確だし、王道ではあるけれど映像表現もしっかり。




 そうそう、僕が音楽担当している自主映画『ロゼオ』の音楽も、追加シーン分作曲&他の曲のミキシングやり直し終えて、たぶん全曲改めて完成(のはず?)。
 追加シーンの曲は静かだけど、これまでの映画音楽の中で一番二番を争う表現ができたかな…。


 今週は『MATH』の本編音楽も着手予定。
 基本的にはオーケストラベースなんですが…MATHのイメージに合わせて音響的なコンピュータミュージックにも挑戦します。
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

7月もラストスパート

 スミアは映像効果だと信じて疑わない、奇人映画監督の水流ともゆきです><。



 このところ、順役やってくれたやーまださんの初舞台(撮影係で参加^^)にいったり、主題歌の中村利紗さんのライブ鑑賞しにいったり。

 やーまださんは堂々演技されていて、役にはまっていた様子。また8月、10月と舞台ある模様です。
 中村利紗さんは変わらず存在感大な歌を聴かせてくれました^^。ほんと、この映画「MATH」通じて一人でも彼女の歌を気に入ってくれるひと増やせたら、1ファンとしてうれしいな。

 他も参加してくれた皆さんそれぞれアクティブな活動されているようで、次みんなで揃うときが楽しみだなぁ、なんて思います^^。



 昨日はスポンサー?的なことをしてもらっている、myceS@NYさんがうちに遊びに来られたので、編集途中の映像を一部観てもらったりしていました。
 いつもより少し大きなモニターに映し出したのですが、映像がすごくきれいでびっくり…。まだまだ先ありますけどね。しっかりやっていきます!
 
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月03日

よこくへん。

 昨日から何回同じ映像プレビューしてるやら…。

 AfterEffectのエフェクトも、念入りにパラメータ調節。とにかく自分のイメージを裏切らないように。


 完成品は、鳥肌もの。
 これだけやれば、目も引けるでしょ、というところに到達。「Blue Spring」や「喫茶」では元映像の限界との戦いだったけど…今回は自分の限界との戦い。また一ヵ月後に新予告編作るつもりだけど、そのときはもっといいものができる予感。

 残念ながら無圧縮800Mは公開できないので(苦笑)、サイズと画質の折衷点見つけて配信します。うーん、でもあんまり綺麗じゃないなぁ…;



 『MATH 時の落とし子』予告編、一般公開は七夕の日(笑)。
 関係者にはアドレスを明日の昼に各種メールでお知らせします!
posted by 水流ともゆき(監督・音楽) at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする